相続放棄(期間経過後)

投稿者: | 2016年10月12日

相続の開始を知って3か月以上が経過してから、債務の存在を知った場合

相続放棄は、相続の開始を知ったときから3か月以内に行うことが必要ですが、裁判所は例外を認めています。

「父が死亡し、財産も借金もどちらも何もないと思っていたら、3か月を過ぎてから、債権者から督促状が届いた」というような場合です。
この場合には、例外的に「その債務の存在を知ってから3か月以内」に、家庭裁判所に相続放棄の申述書を提出すれば受理されます。
但し、この場合には、「財産も借金もどちらも何もない」と信じたことに相当の理由があることを主張し、また、債務の存在を知った日を裏付ける資料を裁判所に提出する必要があります。

被相続人死亡から3か月以内の相続放棄申述の場合は、裁判所に出頭する必要のないことがほとんどですが、3か月を経過した後の相続放棄申述は、裁判所に出頭して、相続放棄の申述がその時期になってしまった理由の説明を求められることがあります。

サポート内容

手続に必要な書類をすべて取り寄せ、ご依頼者の代理人として、相続放棄の申述書を作成のうえ、家庭裁判所に提出します。(この申述書には、相続放棄手続が遅れた理由を詳細に記載します。)
裁判所に出頭することが必要な場合には、弁護士が同行し、事情を裁判所に適切に説明します。

また、相続放棄の申述が受理された場合、相続放棄申述受理証明書を取り寄せます。

さらに、被相続人の債権者等から問い合わせがあった場合には、ご依頼者の代理人として対応いたします。

費用 70,000円~

※「相続開始時にわずかな遺産があることは知っていたが、債務はないと思っていたので、相続放棄しなかったところ、3か月以上を経過してから、多額の債務のあることがわかった」というような場合にも、具体的事情によっては、相続放棄の申述が受理される可能性があります。
諦めてしまわず、まずは一度、ご相談ください。